ブログを一週間ずつ更新すると言っていましたが、一昨日までスペインに行っていたため更新できずでした。
スペイン旅行では、サグラダファミリア観たり、アルハンブラ宮殿行ったり。
まじ壮大。で、美しい。感動しました。
個人的にはマドリッドのプラダ美術館で観たヴェラスケスの「女官たち」に超ぐぐっと来ました。
絵画でここまで心動かされるの初めてかも。
思わされたことも多々あるのですが、それはまた折を見て。
ところで帰国の飛行機のなかで、BUMP OF CHICKENの曲をエンドレスで聴いていたのですが、半端なく感動しました。
うちは兄弟でBUMP好きなのですが(特に妹)、アルバム「COSMONAUT」が僕のiPhoneに入ってないことを妹に怒られ(何で入ってなかったんだろう)、改めて歌詞を味わいながら聴くことに。
…いやぁ、やっぱりBUMPの曲は全神経を耳に集中して聴くものですね。
これまで「COSMONAUT」流し聞きしていた自分があまりにもったいない。
言葉選びに伴う歌詞の深みが素晴らしすぎる。
ボーカルの藤君が、インタビューで作詞の作業を「素潜り」に例えていました。
自分の心という深海を、息継ぎせずにどこまで潜れるのか。
そのたどり着いた深みで見えた景色をことばにのせるのでしょう。
BUMPの曲を味わいたいなら、リスナーもまた「素潜り」する必要があるのだとと思う。
自分の体験や想いの機微がどのようなものなのか。
自分という存在の薄っぺらさや、他者との関係の豊かさや脆さに目を向け、それを味わい言語化してきた人だけが、藤君の唄う世界を一緒に見れるんだと思う。
きっと僕がBUMPの曲を味わえる領域は、僕自身が潜ってきた範囲でしかない。
恐らく藤君の潜っている深さよりずっと浅く、眺めてきた景色も異なる僕の潜水範囲。
それでも同じ情景を眺めている心持ちにさせられるのは、やっぱり藤君の作詞ってものすごい。
これから自分の「素潜り」の技術が上達するなかで、少しずつBUMPの描く世界を垣間みれるようになるんだろうな、と思うと楽しみなのである。
少しずつ受け取った景色を、言葉にしていきたい。
とりあえず「R.I.P」「セントエルモの火」「ギルド」は想いがアツいうちにレビュー書きたいと思ってます。
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